うさぎさんへ

「本当の意味での挑戦の年」
「本来、フリーランスになると決めた時に
腹の底に据えて置かなければいけなかったような、
重要な考えを今更手に入れたわけで、
まずはそれを無くさないように
一生懸命楽しんでいきたい」

…そんな反省をし、目標を掲げた2011年も
今日を入れてあと2日でおしまいですね。
今年は世間様にも社会的に大きな揺れがあって、
何かターニングポイントのような匂いがせざるを得ない、
そんな一年だったように思います。

僕は、仕事をしようと躍起でした。
「お金を稼ぐ」とは何ぞや、と考えることの多い一年でした。
2月には、副業のアルバイトも始めました。
しかし、次に繋がるアクションを、チャンスを
社会から数多く頂け、少しのお金も頂け、
家族からは時間と赦しを頂け、
仲間からは協力を頂け、
僕はとても幸せでせした。
沢山、絵を描きました。
沢山、デザインしました。

沢山、人と話をし、出会って別れました。
誤解も山ほど生み、
味方が減り、敵を沢山作りました。


何かやるには、お金が掛かる。
経験、気持ちをかたちにして、
誰かに届けるにも、お金は必要。
そんな時間、それを行う準備の時間だって、
その殆どがお金で動いている。
そうやって稼いだ時間は短く、
気持ちを整理する暇がないほどなんだけど、
そこに気持ちを込めなければ生きていけない。
そういう頭が無かったのが、
まだ蓄えの多かった2009年、2010年という
甘々な考え方な期間だったように思います。
そこを経て、少し大人になれたのかもしれません。


…まだまだ満足していません。
挑戦は一年ぽっちで終えるべきではありませんし、
腹の底にようやく据えたそれを
もっと引きずっていきたいのです。
今日は、年の瀬、ということで軽く今年を振り返っていますが、
手にはまだペンが握られているわけです。
来年に繋がれているのです。
今年中に完成出来なかった絵だって、3枚あります。
今年と較べてどうこう、ではなく
来年もそんな、
あっと言う間に過ぎてしまえる日々を過ごしたいな、
と思いました。


応援して下さった皆様、
すれ違ったり目を下さった皆様、
本当にどうもありがとうございました。

来年も、どうぞひとつ
よろしくお願い致します。


それでは、アバター制作の仕事があるので、
今日はこの辺で。