なかなかな仮名かな

自分が絵を描いていて
楽しい、と思えるのは
どういうタイミングで、
どういう絵で、それは
つまりどういうことなんだろう、
と隙あらば考える最近です。

好きなことを、好きな人に例えるのなら、
くっついて一つになりたいくらい
大好きな時もあれば、
疎遠な時もあって、
嫌いだけど話をしなければいけない時もあって、
大好きなんだけど上手く話せない時もあって、
それを他人に簡単に打ち明けられる日もあれば、
誰にも言いたくない日もあって、
でもいつだって考えていて、
「苦しい」と自分のことを言っていて、
…何かの折に触れて、
最近、絵との付き合い方がそんな風に
なってしまったなぁ、なんて
言い換えることが出来るのかも
しれません
(オトメポエムタイムですみません)。
…でも本当にこんな表現が似合ってしまうくらい
変に何かを大事にしてしまっている自分がいて、
とても気分が悪いのです。


もっと、貪欲に色々食っていって
良いのかもしれません。
喋りたいことを喋って、
動きたいように動き、
欲しいものを取りに行き、
いらないものを否定する。
最近の他人とのやり取りを思い出して、
周りのことを考えすぎて、
かっこうを付けては
クールに立ち回ってしまう、
僕が昔から持っている
根元にある悪いクセがここに来て
どんどん出てきてしまっているように
思い当たる節があります。
それが、絵に出ているのかもしれません。

上手く筆が動かず、
ふと見返した昔のラクガキ、
ちょっと目にとまった若い方の絵、
観ようと思っていて見ていなかったDVD、
今日はそういうものを見ていたのですが、
今の自分とは正反対で、
あまりに自由で泣けてきました。

どうしたらその気持ちに立ち返られるか、
これが当分の僕の仮題になりそうです。


壊さんと。
壊さんと新しく作れんね。
口で言うのは簡単だけど、
…うーん、がんばろう。



長々失礼しました。
来週予定している漫画の更新は、
少し遅れるかもしれません。