今年の夏は、
いつもの自分と1個
違うところがあって、
読書。
言っても漫画ですが。
「シュナの旅」から始まったこの
読書マイブーム。
「ゲド戦記」を見に行って
(連れてってもらって)、
エンディングのロールに
「原作:シュナの旅(宮崎駿)」と
書いてあって、不思議に思って
(そんな作品あったっけ?とね)、
その帰りに連れてって貰った人に
「結構そのエッセンスが盛り込まれてたよ」なんて
いうことを言われて、
気になっていたので、
実家に帰って、早速本屋へ。
入店して、すぐ目の前に「シュナの旅」
(本当は、「CG WORLD」9月号を買いに行ったんだけど)。
ずっと我慢して、
金沢行くときのバスで読もう、
という約束を守って
昨日読んでみた。
…んー、
や、面白い、すごく、色んな意味で。
確かに「ゲド戦記」へその要素は
ふんだんに受け継がれているけど、
「ナウシカ」も「ラピュタ」も
「もののけ」も「千と千尋」も
全部感じたのは、
やっぱり宮崎駿さんが「ゲド戦記」を
原点にしたかったということ
なんでしょうか。
デザインと、やっぱり世界観、
これがとっても好きで、宮崎作品は
どうしても気になってしまうんだけど、
やっぱり良かったです。
そうして。
他にも最近は、手塚治虫にもはまっとる。
こっちは、「ブッダ」が読みたくて、
本屋を探しているんだけど、
実家に戻って、早速本屋で
(や、古本屋だがね)探してみるも、
ない。
仕方なく、治虫コーナーで見つけた
「夜よさよなら」を。
短編集ですね。
まだ全部読み終わってないんだけど、
1番始めのサボテンのやつが
良かった。
もともとこの本の表紙がサボテンの
写真だったから購入したわけだけで、
単なるサボテン好きから
発進した手塚治虫マンガ愛読の旅だけど、
やっぱりすごく参考になる。
シナリオ力があって、
それは多分お年寄りから
子供まで楽しめるものになっていて、
でもマンガでしか表現出来ない
(手塚さんがそのマンガを書かれている時点でね)
表現とか、世界があって、
ひたすら「偉大だー、偉大だー」つって、
ページめくってたら
今日の朝になってまして。
借りてるマンガもあることだし、
この際、今年の夏は
読みたかったマンガ全制覇でも
よかろう、とか考えてる次第。
思ったら、大学入ってから、
…や、もっと前かな、高校2年
くらいから、ひたすら描くこと、
つまりはアウトプットばっかりで、
外からそういう刺激を「受けるだけ」、
インプットする「だけ」の長時間は
ぜんぜん取ってなかった気がするわけで。
今自分の絵とかマンガにだけ言えることは、
ひたすらアウトばっかりで、
インが足りない、ということで。
ちょっとしばらく、インプットの時間に
あてがってもいいと思ってる。
もちろん、アウトするためのインなわけで、
アウトプットしたいな、というタイミングで
無理じゃなければ、何かしらの
行動はとっていくつもりだけど。
まあ、そういう感じ。
故の、読書マイブーム。
明日から作業を本格的に始めるわけだけど、
こういう息抜きも必要だと思ってて、
なぜかって、まだまだ夏休みだからね。
違う作業を、そっちの方が多くならないように
盛り込んで、楽しみながら
今回だって、完成に持っていくんで。
ひとまず、今日は
暑そうだけど、フライパン買いに
いくついでに、本屋でも
寄ってみようかなー。
…すっげー暑そうだけど。
なんか、長くなったんだけど、
続きもあるかとおもうんで、
そん時はあとで。
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「ブッダ」購入。
結局前からセットで売ってるのを
知ってる店に行って買ったわけだけど、
高いです、ホントに、
どうしてこうも書物は高く付くのか。
まだ全12巻中の1巻も途中までしか
読んでないけど、
切ない、切なくおもろいんですよ。
ほんとに、
そうかそうか、人ってそうなのか、
そうなんだよなー、そういうもんだよ、
ホントによく出来てるなー、という感想。
すげーよ、ほんとに、治虫氏、すげーよ。
しかし、とりあえず、暑かった。
というわけで、手塚治虫熱覚めやらぬまま、
明日から卒研の中核部分の作業を開始。
治虫先生のようでなくていいから、
ちょっと見てくれた人が、
生意気だけど何か感じてくれることが
出来る作品を目指せ、自分。
長くなった、
寝ようっと。
http://simapyon.blog.shinobi.jp/Entry/113/ムースポッキー縦食い