卒業制作の話。
3DCGは、準備に長い長い時間を
要して、いざアニメーションと
なるんです。
テクスチャと呼ばれる「絵」を
モデルと呼ばれる「形」に貼ったりして、
モノを演出するんだけど、
そこにアニメーション、つまり
動くテクスチャを貼ることも出来て、
つまるところ、今上がったこのカットでは
その動くテクスチャが使われてたりして、
その動きの秒数(いついつに、どう動く)と、
実際のカメラの動き(どのくらいの時間で、
どのくらいの距離動かすか)と、
実際そうやって撮れた動画を、
フェードなんかの演出で、さらに
豪華にしていくんだけど、
その全部の時間の要素が、
ぴったりはまって、
やり直すことなく
一発で、仕上がった、という
すげ気持ちいい1カット。
明確なイメージがあれば、
設計図は、多少乱暴でもいいことを
学びました。
問題は、こういう風にいかないカットで、
設計図を入念に詰めてあってもまだ、
製作段階で、そういう時間要素などの
帳尻あわせをしたりしてて、
正直そういうところはストレス溜まりますけど、
こういうスカッと1発、
みたいな部分で
チャラになるから、すごく今は気分いいです。
どこが、どう動くかは、
実際出来上がったものを
見た人だけが、
知ることになります。
よし、次のカットの制作開始。
…あ、後全く関係ないことだけど、
1個分かったことがあって、
ずばずば言っても、バチは当たらない、ということ。
言うように、なります。
多少の刃物は、持ち歩くほうが、
強くなれる、ということだそうだ。
溜め込む方が、体に悪いね、
そう思ったです。
いやはや。
http://simapyon.blog.shinobi.jp/Entry/535/リコーダーで「終わりなき旅」を