割と時間が出来たので、
予定より早めに帰って来たというオチ。
「忙しい」と書くと
妙にそれが薄れる魔術は
未だに自分の周りに存在するようで。
15日、作業with焦り。
ラストのゼミも終わって、
ダメ出しも妙に多めに食らったので、
慌てて作業。
ひとまず食らった箇所+BGMの直しをするも、
BGMに1クレーム。
…仕方ない、これは。
知識も大した技術もないのに、
「音楽自分で作ってみます」なんて、
言ってみるもんじゃねえ、決して。
…以後、このBGMとの戦いは、
今日まで続くことと相成る。
16日、作業with困り。
動画部はほぼOKを頂き、
残るはBGMの修正のみ。
自分は、一番最初に提出した
簡素極まりないもので、
十分満足していたし、
あれが、今回の動画には
一番適したサウンドだと
信じて疑わなかったことに
対しての、周りの意見があって、
正直頭は混乱気味。
シンプルに、そして、ダークに。
ただ、盛り上げるところは
盛り上げる、という難癖のある
収束点に向かって、
ひたすらシーケンスをいじくる。
結局、１度作って保存して、
別名保存してさらに探ってみたけど、
それは意に反して暴走してしまったために、
１度保存しておいたそれを
動画に添えて提出。
しかし、やっぱり反応は良くなくて、
…一回寝てみることになる。
17日、作業with疲労。
BGMは、もう勘に頼って
一番シンプルな旋律に、
ほんとに「塩、胡椒」程度の
味付けをして、提出。
後日談だからこそ言えるけど、
正直あの時は、ほんとに疲れていたし、
「もう、たとえ趣味であっても
ぜってえに作曲なんてするもんか」、
そう誓いかけた、あぶない。
終わってみれば、音楽って、
ほんとにいいもんだな、って
心から思えたので、あの時誓い切らずに良かった。
提出したものは、
「うん、今までの中で、一番いい」とのこと。
…まあね、もう２度と仕事で
作曲なんてするもんか、つってね。
その後、さらに追加注文された
動画の修正部を直して、就寝。
起床後動画を直しつつ、教授とも
少し話をして、一応間に合った、
ということ。
レンダリングを明日(今日)に控えさせて、
今日は、ムダに出来た午後の空き時間
(…「空き時間」だってよ、何年ぶりだよ、空き時間。
癒しと慈悲に溢れかえった、素晴らしい言葉だね!)を
絵を描くことに使った。
ただ、久しぶりのイラストなので、
キアイが入りすぎて、
半日で描ける絵で済ませられなかった。
後日、暇を見つけつつ、
仕上げ、色塗りの方向へ持っていけたらいいなあ
(…でもほんとは、年賀状を描けば良かった、か。)。
その後、再びたんと眠って、起床。
今は、それなりに元気です。
そして、これからレンダリング及び、
最後のPPデータ制作へ
(つっても前データの簡略化のみ)。
ひとまず、やれるだけのことはやって、
人目にさらせるものには出来た気がする。
ありがとうございます、教授、
ありがとう、周りの大事な人々。
俺は、何とかかんとか
こぎつけるべくしてこぎつけたよ。
１つのものが、
形式上、それは卒業するための
ただのキー、鍵、物体Ａかもしれないけど、
ほんとに、ただの物質的要素しか
持たないモノなのかもしれないけど、
俺はそこに、自分の22年間(の一部)を詰め込めよう、
つって作ってきてみてて。
そういう１つの考えが、
形には、なったよ。
ほんとに、なるとは思わなんだ。
正直に言うけど、
ほんとに嬉しいよ、
悔しかったり、悲しかったり、
怒ったり、泣きたくなったり、
歯痒かったりしたけどさ、
やっぱり何かしらが、こうやって
出てきてくれたんよ、世の中に。
大げさだけどさ、作った人は、
それくらい思ってもいいと思って。
だって、作った人じゃないと、
それくらい思えないだろうに。
毎回絵とか、イラストとか、
そういうもの作って、そう思うんだけど、
やっぱり掛かった時間とか、
考えの遷移とか考えると、
やっぱりこれくらい思って、考えてしまう。
ステキな体験だった、
俺は、ちょっと大人になれた気がするよ。
製作中、ふがいない俺に、
沢山の言葉のシャワーを
ほんとにありがとう。
これからも、みなさんよろしくです。
(挿絵は、少し疎かにしてしまいます。)
…て、やっぱり大げさだな、
まだ審査会が来てないから
これだけのことが吐けると思う。
だって、みんなが審査会で実際見た後は、
俺は言い訳しかしなくなると思うくらい、
実は自信については無いからさ(笑)
そういう、小さな小さなお話。
http://simapyon.blog.shinobi.jp/Entry/93/空色クーデターを君に
