引き続き地続き

打ち合わせ in 東京(は千代田区)。

移動中のバスや電車の中は、
多少揺れるものの、
集中して絵を描いたり、
考え事をするのに、すごく適しているように思えます。
イラストの中の数点の構想も
そういえば昔、大学生だった頃の
帰省、上京(って言っても石川県だったけど)の時に乗った
バスや電車の中で生まれていて、
「狭い」とか「大変」とか言われている
日本の乗り物にも、僕は好印象を持っています。
今日は、バスで、一路新宿へ。

打ち合わせはすごく楽しく、
それぞれの分野でご活躍の方々(社長も含め)と
お会い出来たことがまず嬉しかったのと、
普段メールでのやりとりでは分からない
「その人」が少なからず分かる、
すごく有意義な時間でした。
良い刺激も頂けて(遠出するだけでも
普段引きこもっている僕には大分刺激的ですが)、
このお仕事に還元していきたいと思いました。

見えないものが、見えてきた、そういう感じ。
今まで確認出来なかったものが姿を現したイメージと、
かすんで見えづらかったものの輪郭が見えてきたイメージ。
描いて持って行ったラフも、
以前より良い反応で、少しだけ元気になれました。

後、僕はもう少し、無口を直さなければいけない。

23時過ぎ、雨の中帰宅。
前の日の睡眠時間が３時間だけで、
会議も終えたし、寝ちゃうかな、と思っていたけれど、
帰りのバスの中では、最後に
こんなことを考えていました。



「★を持っている人と、■を持っている人がいる。
★と■は、相性が少し悪い。
★を持っている人は、■を持ってはいないけれど、
■を持っている人を、『■を持っている人』として見れる。
■を持っている人は、★も持っている。
『僕は★を持っている』と自分では思えているし、
でもそれを証明出来る何かがあるわけじゃ、ない。

★と■が、互いに寄り添うべき時が来たとして、
★と■が、お互いにやるべきこと、考えることは、なあに？
★には何通りのそれがあって、
■には何通りのそれがあって、
その答えを言葉にするのに、何回『勇気』の文字が出てくるんだろうね。」
(…や、こんな詩人のような言い回しじゃないけどねー…)



初めて会った人のことを、
会った瞬間に全部知ることが出来たら、
どんなに楽な世界だろう…。



超、雨。

あいね、暗いね、那覇と、無地行く

本当は今日、完成させるはずのイラスト、
だけど、他にも予定があって、
少しだけ、それは先へ伸びそうです。
因みに、この絵は
今の僕にしてみたら、
少し大きいまかされごと。
頑張らなきゃ、と本当に思える。
やりがいのある仕事のラフのラフの…というラクガキ。

すごく宙ぶらりんの状態で、
早く両方完成させてあげたいけれど、
急いだって、凝ったものは出来ないわけで。
「タダ」へ高い要求をさせる、されるこの時代だからこそ、
作り出す人は、繊細にならなきゃやっていけなくて、
そして、繊細にやっていきたくて、
二者が、そんなバランスで成り立っている不思議な世界。
高めあっているのに、どこか怒っている。
周りを見渡せば、みんながそうで、
僕も何か「高級なタダ」を求めていて、
「楽な高級」を作り出している(と、して下さい、ここでは)。

もっとタフになって、
それでもいい、
そうじゃなきゃ、
て、
この状況を、思えなきゃ。
そいでもって、こんな
どんよりした自分を、
なんとかして、
スッキリシャキーンな世界に
連れていこう。



作る、ということ、
受け取る、ということ、
耐える、ということ、
楽しむ、ということ、
苦しむこと、
全部言い方は違うけど、
同じ気がして…





…同じ気がして
ホームランバーを食べる夜。


お、３塁打。

釣鐘虫の鐘の音

制作は、続いています。

日中は、レンタルしてきたDVD(制作参考映画と有野の挑戦)を見たり、
気晴らしに歩き周ったり、
歩き周るための靴を物色しに行ったり。
午後は一転、その制作(複数)と対峙。
今日は晴れていてよかった。
普遍的というか、よくある言い方だけど、
晴れていると、気持ちが楽。
雨の日の気持ちがブルーかと言うと
そういうことではないけれど、
でも、晴れている日は気分良く作業と向かい合えたり、
その効率も良くなったりします。
(これは、ほぼ絶対的に。)


今日は、そんな気持ちもあったりして、
イラストも大きな山場を越えたりして、
切っておくべきラフも切り始めることが出来て(この言い回しがミソ)、
何となく、いい日だったのです。



明日も朝一で色々作るぞーっ。


(何と言っても、ここのトコロの
作業出来ている感(いや、実際出来ているんです)、その
正体は、「規則正しい生活」にあると思うのです。
やっぱり、きちんと
夜眠って、
朝起きる。
３食きちんと食べて、
出すもの出す、的な(笑
後は運動が出来ていれば、
体のシルエット的に言うことないですが、
むむ、最近少し食べすぎなのです。
…でも、調子良くて、いい！)



…集中する方法？
集中することに集中することさ。

目の前は、紺碧のレンタル袋

製作中！

宇宙で過ごすG/W in 2060.

金星のヴィーナスを見、彗星の箒に乗る。

…用意して頂いた
話題のKIRIN「FREE」を飲んだりして、
久しぶりにゆっくり過ごしていたけれど、
彼らは縁側(というほど風情はないけれど)に巣くった
ツバメ赤ちゃんが巣から落ちたという話題で持ちきりで、
その珍しい飲み物の味なんて、まあ置いておくようで、
野菜とゆでた海老と、生ハムを包んだ生春巻きを、
美味しく食べた、誕生日の夜。
「締め切り」とか「アイディア出し」だとか
そんな現実から少しだけ異次元に飛べるような、
それはそれは少しだけのリラックスタイムでした。

ごちそうさま、生春巻きだなんて、
去年のデジャヴだよ。
(生春巻き、好きだけど、
毎年誕生日に欲しい！なんて一言も言ってないのよ…。
いや、美味しかったけどもね…)


そんな中、今日は自動車免許の更新手続きに
行ってきまして、
今まで、「金」の付くものになんて縁遠かった僕も、
５年間、無事故、無違反だったわけで、
ようやく、「ゴールド」の免許証への更新手続きを終えたのです。
手元へ届くのは、もう少し先で、
なので、「ブルー」のラインの入った５年前の僕の顔(写真)との
最後の数日を、名残り惜しむように
今日も車を飛ばして、
諸々用事を済ませたのです。
因みに、「次○課○のコウモト」さん似と評判の
その写真の中の５年前の僕の顔は、
今の同じ顔からは想像も出来ない程膨らんでいて、
５年間という時間の長さを、同時に僕に教えてくれています。
ブルーのフレームの眼鏡も、
今の、少しだけ「大人の輪郭」になった自分の顔に、
大分、なじんできたかなあ…(運転中だけ、眼鏡なんよ)。


…さて、制作中のイラストは、
その塗りわけの量から、
まだ少し完成が見えて来ませんが、
それでも着実に、誠実に、
仕上げては、います。
続けざまに描く予定の絵があるわけで、
いつも日記で言っているように
もう少しだけ、サイト的に動きのない、
そんな日々が続きますが、
ご勘弁下さいね。



…ここで、web拍手、一言メッセージへのレスポンスをします。

>６月11日 7:13の方
初めまして、メッセージありがとうございます！
ありがとうございます、お言葉嬉しい限りです。
２年も前から…！ありがとうございます、そして、
前進出来ていません、すみません…。
また遊びにいらして、成長具合を暖かく見守って下されば幸いです。

>ふぇいさん
メッセージありがとうございます！
なんと、誕生日メッセージありがとうございます！
こっそり更新したイラストの感想まで頂けて、嬉しい限りです！
あまり描かないキャラクターですが、
CDも持っていたりします。


…本当に、更新もない中、
足を運んで下さって、感謝、感謝。







…顎関節症の僕は、この梅雨の時期に
アゴの間接の調子が、いつもより悪くなるわけで、
つまり、絶賛逆境中ですが、
「ぴっかぴっかの、一年生」ならぬ、
「ダっるダるの25」になったばっかりの、
(額関節症という爆弾を抱えたこの)体で、
パワフルにこの梅雨を越えていきたいと思います。






文章、長くなったり、いつもとテイストが変わってしまいました…。
つまり、イラスト作業的に「足踏み」状態ですが、
良い気分転換になりました。
がんばるぞー。


…ああ、クチが1cmしか開かない。
CDドライブへROMをスロット・インするように、
僕は、その隙間から食べ物を口へ押し込むのです。

愛を込めて、カタカナを

うん、うっす。

25になりました。
「25になったら、攻めの絵を描こう」と決めています。


上手い絵、キレイな絵は他の人に任せとけ。
攻めの絵を描きたい。
そしてそれを、受け止めてくれる人だけに届ける、というスタンスは
今まで通りなのかもしれないけれど、
眠たい絵なんて描かないように、
今まで以上に楽しんでいきたい。

攻めます、25。


…四半世紀も生きて、大分自分らしくなれてる気がします。
相変わらず、周りに流されてばっかりではあるけどね。







…後は、どうしようかなー、
ipod、買おうかなー…。

残す、ということ

形になって、残るということが、
こんなに実感出来るなんて。

いままでも、今も、これからも
ずっと会うことのない人の目が、
コンマ１秒でも自分の方を向いてくれる、
その目印がある、ということが、
こんなにも嬉しいなんて。

自分だけのものだったものが、
誰かの中を通って意味を変えて、
もう一度自分と出会えることが、
こんなにも感慨深いなんて。


木でできたその棚の上に、
「自分」がちょこん、と腰掛けて、
自分の方をじっと見てくれていました。
見えていないけれど、
涙が出ていたんだよ。








…もっと描きたい、
そう思った。

もっと上手くなって、
もっと遠くの人達に、
出会えたらいいな。