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06/24

Tue

2008

にんじんおじさんと握手して



並列した何件ものことで、
一晩中考えてしもうた。
いつもならば思うところ、
だから、いつもとは
違う考えを、持ってみる。
根源、というか、
いきつくものは、
どの件も、同じ。


俺は、
素直にただ、謝られたり、
お礼を言われたことが、
無いんだ。
見返りや、慈悲を憂いているわけではない。
ただ、物理的な量として、
「0」に限りなく近いことに、
不思議な気持ちになる。



それはやっぱり、
俺が自分勝手だからなんだろうか。
お礼や、非礼を言うに値しないほどの行動しか、
周りに与えていない人間だからなんだろうか。
でも、普段自分からお礼や非礼を
相手にする時、
思うことは、
素直に、この気持ちを相手に伝えよう、
と思うことで、
行動する時、「こいつにだけは、お礼を言わないぞ」とか
「こいつに非礼を言う時点で、俺はこいつに負けている、不服だ」とか、
そういう変なプライドのような何かが
働くことは、ない。
自分を、認める力が、あるからだと思っている。
だから、もしかしたら相手にそういう何かがあるのだろうか、
そう思い当たる節があったとして、
その気持ちを理解することは出来ない。
相手は、きっと、相手自身を認められない部分があるんだろうと思うし、
そこに対して、きっと俺の行動や、言動に何かしらの
節穴をくっ付けて、言いがかりや、言い訳を添えられることが、
殆ど、いや、全部だ。

自分を奢るわけじゃなく、
かと言って、あいてをさげすむわけでもなく、
ここ1年位の間に、
客観視して、
きっと、相手の器がもう少し大きかったら、
自分が苦しまずに済んだことが、
つまるところ、本当に、
自分の非を全部認めながら、それでも
沢山あったな、
そう感じる。
今までは、「自分にも非はあるのだから」と、
自分のマイナスの要素を、
相手のそれらに絡み付けて、
変にトータル視して考えている部分があり過ぎたけれど、
今日、考えて、新たな考えが、生まれた。
相手が悪いところは、
相手が悪いのだ。
誠意を込めて、
こう言えばいいのだ。
何も言わない自分に対して、
相手が甘えているだけのような
気がしてきた。


「非があったところを素直に認めてくれれば、
それ以上、何も言わないよ。
ただ、謝って欲しい。」






そういうことなんだと思う。
人に言われて気づいたが、
俺、悪いこと、殆どしていないんじゃないか…?
寧ろ、悪いのは、
その後、こういう風に、
素直に言わなかったところなのかもしれない。




よし、言う人になろう。
そのために、色々考えなきゃ。
ずる賢い、あげあし取りの方法じゃなくて、
相手と、自分のことを。
そして、客観視出来る力を、
信じよう。
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