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06/10

Tue

2008

無限ディベラップメント

昨日のドラマ「CHANGE」で、
とてもいいことを言っていました。
人は、やっぱり話し合うことが
大切なんだと。
俺は、話し合うことで、
その相手を知ることが出来るから、
話し合うことが重要だ、と思っていたので
すごく共感できる言葉だと思ったわけですが、
その先が、自分の考え方を上回っていて、素晴らしかった。
「話し合うことがどうして重要か、
自分と相手がいかに「違う」かということ、
それを知ることができるからだ」、と。
ずっと、踏み込めないでいた
答えのようなもの、
それが見えたような言葉でした。
相手に、自分の意見を押し付ける人、
それが嫌だったり、出来なかったりして、
「こうなればいいのに」とただ願い、
その願いに適わなければ、不機嫌になる人、
ただ、願うだけの人、
そんな人に好かれようと必死になって、
相手しか、存在させられない人、
自分しか、存在させられなくなってしまった人、
自分を、消してしまった人、
それが自分なんだ、と言い張る人、
自分からは、何もしない人、
それを完全に出来ていない人。
世界には、色んな人がいて、
その全てを同じにすること、
ましてや、自分の好きな人達を、
同じ考えや、理想で統一すること
なんて、出来ない。
問題は、そこからだ、と。
相手を知った、
相手は、話し合いの出来ない人だ、
プライドが、高い、
自分を通すことの出来ない、不器用な人だ、
自分とは、違う。
話し合いこそ出来なかったけれど、
そう、深いところでは理解していたはず。
そこから、どう動けばいいか、
そう考えるのを邪魔したのは、
「俺の考えに染まれ」
という、自分の中の業や欲。
どんなに好きな相手も、
どんなに近い存在も、
どんなに、自分を理解して欲しい人も、
自分ではない。
100ある自分を100理解出来るのは、
100理解することが出来るのは、
100理解出来る可能性が唯一あるのは、

自分だけだ。
そうして、そんな
自分を、動かすのも、自分だけ。

ただ、自分のことを100知るには、
絶対に、相手が必要だということ。
相手には、相手の自分があって、
それを分かって欲しくて、必死に願うだけだった。
自分も、ただ自分を理解して欲しくて、
相手に押し付けるだけだった。

今、こういう考え方が出来るようになった自分が、
相手と同じような相手と向き合った時、
前と違う動きが出来れば、
それでいい。
今までの自分を、変えればいい。
けれど、今までの自分を、
変えなくてもいい。
これを忘れないこと、
それさえ出来れば、
誰とだって、やっていけるんだ。


自分がただ不器用だったり、
相手にこういう考え方がなかったり、
そうして、
苦しい思いをすることが、
沢山あったけど、
そうして、
「たかがドラマごときのセリフ」に
こうやって、答えを教えられたりしている自分だけど、
そうやって、
また1個、
持っていると、
強くなるモノを
手に入れたり、
その糧とするために
色んなモノを
捨てたりしながら、
いくんでしょう。


おそらく、
引越し前の、最後の日記です。
出来れば、今週中に
再出発したいと思っています。
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