咄家、放し飼い

イラストを完成させるための
作業をしながら、
サイト内の特定のページを、
「うにょーん」と動くようにしました。
気になる方は、やってみて下さい。

漫画は、今日はお休みさせて下さい。


今日は、実家の地方で、
「ししまい」の行事がある日でした。
お昼ご飯を、家族と食べに行く、
ということで、少し早めに家を出たかったのですが、
丁度、それくらいの時間に
地元の小学生が
家々を回って、「ししまい」をし、
お金をふんだくっていくというので、
実家の番が来るまで、実家で少し待機。
そうして、その時間が来て、
笛の音と、太鼓の音と、
そういう雰囲気で、
昔、小学生だった頃、自分も
もちろん参加していた「ししまい」を思い出しながら、
窓からイマドキの小学生達を覗いていました。
が…、


…今の子ら、直立不動!(今日の添絵参照)

窓の外からは、おそらく低学年のお子様が見えていて、
そう、確か思い出すと、
彼らの役目は、
高学年のみんなの奏でる音楽に合わせて、
その家に福を呼び込む「喜びの舞」を
踊らねばいかんのですよ。
しかし彼らは「喜びの舞」を踊らずに、
あげくに人ん家の庭の雪で遊びだす。
で、６年生達の演奏が終わると、
ピタっと雪遊びを終えて、
次の家に向けて、歩き出すのです。
うーん、僕が１年生、２年生の頃、
もう少しまじめに踊っていた気もしますが。
何とも体の良いお金稼ぎだなあ、なんて
思うのです(集めたお金は、彼ら頂けるんですよ)。

でも、まあ、「喜びの舞」の振り付けも、
なぜかフラダンス調の、大分恥ずかしいものなので、
気持ちが分からんでも、ないけどね
(当時と、変わっていなければ)。

そうして、「ししまい」の一行が去って行った後、
玄関でししにお金を渡した母親が一言こぼすのです。

「最近のししは、口も開きゃしねぇ。」
…母上、あなたもそう思いましたか。


その後、お昼ご飯を食べました。






みたいな系な。
依頼されていたイラストが、
今日完成したらいいなあ。